最近見た映画

…といっても、実写ではなくアニメーションばっかりですが、見た順で…。

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

ネオアトランティスの復活に失敗したガーゴイルが、冬月先生として転生し、幻の発掘戦艦で、同じく敵方に転生したネモ船長と戦う異世界転生モノのシリーズ完結編(大嘘)

シアター内に若い男女のカップルがいたりしたのを見ると、旧劇場版を映画館で見た世代としては、客層の変化に時代を感じました。旧劇場版なんてエンタメ寄りの作品とは言い難く、とてもカップルで見ることが推奨できる作品ではなかったので。宇多田ヒカルさんのエンディング曲とかも、オサレですしね。

 

ガールズ&パンツァー 最終章 第3話

正直、つい最近までシリーズそのものを見たことがなかったのですが、ネット配信で上がっているを偶然見て前回分まで一気に視聴してしまいました。女子高生が、学校の授業で習う武道の一つ(「戦車道」)として戦車で試合をするという荒唐無稽と言えば荒唐無稽な設定なのですが、逆にその設定だからこそ戦車での戦闘シーンを激しく描きながらも登場人物誰一人死なないフィクションの世界がバランスよく成り立っているという一風変わった作品です。客層は、ミリオタ風おっさんが多い感じ?CGで描かれた戦車による戦闘シーンが圧巻です。

 

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

一言で言うならオサレガンダム。今回みた3作品の中では一番おすすめです。YouTube上の公式チャンネルで冒頭シーンが上がっています。全体的にコテコテのアニメーション的な描写というよりは割と実写の映画に近いような映像の作りです。大人が見て楽しめるというか、大人向けの作品かなという印象を受けました。実は、オーディオコメンタリーが見たくて劇場特典のDVDを買ってしまったのですが、やはり劇場で見たほうが迫力がある作品だと思います。客層は、若い人が多かったように思います。

 

ちなみに、コロナ自粛生活でやることがなかった時期は、ネット配信で「キングダム」のアニメを一気に視聴しました。秦の始皇帝の時代を舞台に将軍を目指す若者の活躍を描く作品で、客観的に見れば戦闘シーンを明らかに大袈裟に描きすぎなんですが、そこは中国史モノあるあるで違和感を感じさせないのが作品の魅力なのかなと思いました。

 

いずれにせよ、素敵なアニメーション作品を世界一早く、かつ、母国語で見られるというのは日本人の特権だと思いますね。ありがたいものです。