最近、買った本…

 とりえあえず、まとめて計上します。

“改革”の技術―鳥取県知事・片山善博の挑戦

“改革”の技術―鳥取県知事・片山善博の挑戦

 最後まで読み終わりましたが、非常に面白かったです。2004年に出版されている本なので少し古いのですが、当事の視点で片山県政の光と影の部分というのが非常によく描かれている本だと思います。*1
成功する政府 失敗する政府

成功する政府 失敗する政府

 書店の奥にあったのですが、タイトルと薄さに惹かれて買いました。
福祉の経済学―財と潜在能力

福祉の経済学―財と潜在能力

 これは著者名買いですかね。*2
地方自治の歴史と概念

地方自治の歴史と概念

 地方自治の学習ノートと銘打っているぐらいですから、たまには自治関係の本も買わんといかんざき!!ということで入手しました。実のところ、『アメリカの地方自治』も入手したいと思っているのですが、学生時代から今日に至るまで何度か図書館で借りているものの、まとまって読む余力がない状態です。
…と以上は、少し古い本ですが、その他にも
行政訴訟の基礎理論 (北海道大学大学院法学研究科叢書)

行政訴訟の基礎理論 (北海道大学大学院法学研究科叢書)

 まだこれから読んでいこうと思っているわけですが、「はしがき」に登場してくる往年のQ大教授陣の名前に感動してしまった自分がおりました(笑)はい、ミーハーです。
公的資金助成法精義

公的資金助成法精義

 自分が持っている碓井先生の著作のなかでは4冊目のコレクションになります。以前出版された『公共契約法精義』もそうなのですが、学者の先生方は論文なり評釈なりでは手をつけてくださるものの、体系的な書物はあまりない分野において、このような学術的な研究書がでることはよいことだと思いますね。実務家の書いた本は、詳細なことでは学者の書くそれより良いのですが、根底にある行政法なり民法なりの水準が劣るというか、古い学説なり考え方なりをベースに書かれた内容のものが多いので、学者の書いた本は非常に貴重です。



 その他、以前ジュリの公益法人関係の特集号も買ったのですが、まだまとまって読む時間がないですね。というか、決して高いとはいえない給料で、これだけ本を買ってどうするかと(;一_一)

*1:私は、改革派知事と呼ばれる人たちの中では三重県の北川前知事と、鳥取県の片山知事について非常に注目していて、また尊敬しております。しかし、政治なり行政なり政策なりの世界において完璧な業績というのは無いわけで、そのような意味からも実際の自治の現場における片山知事の即席というのを辿るというのは、非常に意義のあることではないかと思います。ちなみに、鳥取県ホームページに掲載されている知事の記者会見なり演説なりの内容は、非常に興味深い内容のものが多いです。勉強になります。

*2:とりあえず、長いものには巻かれてみる。