一年の感想及び反省

 自治体職員として2年目に入った今年度は、何と言っても激務との戦いでした。実は、昨年度の担当業務の量がヤバすぎて今年は担当事務の見直しが行われ業務量は減り、経験値UPで仕事楽勝と踏んでいたのですが、仕事が減った変わりに担当業務に関するイレギュラーな出来事に多量に巻き込まれたり、人事異動の余波で係内でのポジショニングが400%UP(当社比)とかになったりして、実は1年目と比較にならないほど過酷な1年となりました。また、私事においても、色々な環境変化等もあったりして、なかなかつらい1年でありました。

 特に中盤以降、仕事でのミスが大量に発生するようになり、全体的なタイムスケジュールも遅れが激しくなってきて、一時期は業務に追われるストレスから夜中に眠れないとか、誠に悲惨な状態になってしまいました(/_;)その上で、非常に申し訳なかったのは住民の方にも少なからず迷惑をかけてしまったことです(いや、逆に迷惑をかけられた住民の方もいらっしゃいましたが)。職場の構造的な問題もありますが、私自身の無能非才な部分に負うところも大きく、申し訳なく思っておりますm(__)m


 そんな中で、12月に入りこの日記で「法令の読み方入門」の企画を始めようと思ったのは、別段、日頃の息抜きをしようと思ったわけではありませんし、ボランティア精神の発露でも何でもありません。管理部門にいる私個人の日常の業務量を減らすためには、何よりも原課からの電話や協議を減らさなければならない。そのためには、各自治体職員の法務能力の底上げをはかるしかないという結論にたどり着いたからです。上司からは、私の日常的な原課に対する対応や仕事の仕方について、「otsukare_modeが仕事が分かっていても、原課の職員が自分で考えなければ意味が無い」という、誠に適切かつ痛烈なお言葉をいただいているのですが、何せ年少者ゆえ、自分より10歳近くも年の離れた諸先輩方に「図書館で●●を借りて読まれたらいかがですか?」とか、「うちと協議するときは、最低でもペーパー1枚に事案をまとめる誠意を見せてください!!」といえるはずもなく(笑)間接的にこの場で法令の読み方を取り上げることで、少しでも自治体職員の方々の法務能力の向上等につながればと考ええて、無学者ではありますが、執筆を開始した次第です。


 まあ、そんなこんなで大変な1年間だったのですが、とりあえず無事(?)1年を終えることができまして、非常にホッとしているわけです。
 お世話になった皆様方には、本当にありがとうございましたm(__)m