読了

大久保利通 (中公新書―維新前夜の群像 (190))

大久保利通 (中公新書―維新前夜の群像 (190))

 大久保利通関係の自伝については、他を読んだことがないので内容の当否についてはよくわかりませんが、同著者の
明治六年政変 (中公新書 (561))

明治六年政変 (中公新書 (561))

江藤新平―急進的改革者の悲劇 (中公新書)

江藤新平―急進的改革者の悲劇 (中公新書)

みたいにくせがないので読みやすいと思います(ちなみに、この2冊もよい本だと思います。)。ただ、その分、読み物としては多少面白みに欠けるかもしれません。

 ちなみに、この日記で紹介はしておりませんでしたが、最近読んだ伝記ものとしては他に

フォン・ノイマンの生涯 (朝日選書)

フォン・ノイマンの生涯 (朝日選書)

も読んだりしました。著者自身も認めるとおり、多少、記述に偏りがあるような印象は受ける本ですが、フォン・ノイマンが自然科学・社会科学の発展に与えた影響の大きさがわかる1冊です。楽しく読めました。