師走

 やはり色々と忙しいです。今年最後の研修会講師を終えた後、県外の視察出張で3泊4日、飛行機と新幹線を乗り継いで遠方に行ってきました。通常は、日帰り出張でさえいくつもの用事を押し込む私の出張にしては珍しく、かなり緩やかなスケジュールだったので、若干の観光気分も味わうことができました。
 業界団体の大会に出席していたところ、知り合いの国の職員のご指名で、突然フロアにいる自分に発言を求められたりするなど予定外の出来事もありました。
 非常に学ぶことの多かった、よい視察出張にはなったものの、地元に帰ってからの課題が結構多いというか、視察先とうちの地元では地域特性、歴史的経緯、進度・深度などがあまりにも違いすぎて、視察先を目標として地域づくりをするというのは、あまり現実的ではないようにも感じました。
 目指す方向性とかそういうのは、先方もうちの地元も同じなのですが、先方が歴史的に歩んできた道と、うちの地元が歩んできた道とでは、既にいくつかの部分で別の分かれ道を歩んでしまっているので、同じようなことをやってもうまくいかない可能性が高いのです。
 うちの地元の良さを活かしながら、どうやったら先進地でのレベルに達することができるのか、しばらく考える日々が続きそうな気がしています。