なんとか細胞について

 初めてニュースで見たときに、同い年の人が世界的発見をしたということで、率直に凄いなーと思ったのですが、同時に、記者会見の時の恰好とか、研究室でカメと一緒に写っている話とか、妙にけばけばしい色調の研究室とかに対して、違和感を覚えたというのも事実でした。
 別に科学分野に詳しいわけではないのですが、一般向けの科学史などの本を読めば、この種の新たな発見というのは、他の研究者による検証によって実は別の現象だったことが数年後に明らかになって、その後、それが更に新たな発見に繋がっていったりするというようなこともあったりします。そのため、このニュースを聞いた当初、この日記で、この「なんとか細胞を培養してたらマウスが生まれてくるはずなのに、カメが誕生してしまったくらいのオチが待っているのではないか」という趣旨のことを書こうと思っていたのですが、次から次に、それより笑えない話がどんどん出てきてしまうので、流石にネタにする気もおきなくなりました。