次官逮捕により公務員に対する風当たりが、更に強くなることは間違いないと思いますが、こんな今だからこそ、改めて読んでみたい本を1冊だけ。

霞が関半生記―5人の総理を支えて

霞が関半生記―5人の総理を支えて

 九州大学卒業後、一旦長崎県庁に入庁、その後、旧厚生省へ入省され厚生事務次官内閣官房副長官を歴任された古川貞二郎氏が、佐賀新聞に連載されたお話をまとめたものです。基本的に1つのエピソードが2ページで完結していますので、非常に読みやすい本だと思います。ちなみに、otsukare_modeは九大からの名誉博士号授与の際の講演も聞きに言ったことがあるのですが、ナマで話が聞けたことには非常に感動したことを覚えています。公務員を目指されている方は、受験対策本ばかり読まずに是非この本を読んでみられてはいかがでしょうか。