<銃刀法違反>香川県庁侵入の高3生、殺人予備容疑でも送検

毎日新聞平成20年1月6日記事。なんといいますか、通り魔事件の高校生の方は精神病院への通院歴があるようですので、まあ、心の病状の方が事件へとつながったのかもしれませんが、今回のこれは何なのですかね。要人暗殺って、それ「テロ」でしょ?
 個人的に気になったのは、少年の課室への侵入を許している点です。一般的に挙動不審者は課室への侵入を許さず、窓際対応とか、廊下対応が基本ではないのでしょうか。もちろん、突然包丁を持って入ってきたとかだと思うのですが、仕事始めの日の夕方で、読売あたりの配信記事を読む限りでは11階に秘書課があるようですから、廊下に高校生(というか、職員以外)がいれば結構目立つのではないでしょうか。私の場合、挙動不審者を見つけたらそれとなく注意を払いますし、時間外等に庁内をうろついている人がいたら「どちらに御用ですか?」とか声をかけるようにしてチェックしてますけどね念の為。そこらへん、完全に誰からも制止されることなしに課室への侵入が可能だったというのであれば、庁内のセキュリティー上いかがなものかなぁと思ってしまいました。
 さて、この高校生ですが自分のやったことの重大性を認識しているのでしょうかねぇ。記事の内容だと、銃刀法違反及び殺人予備の2つの疑いのようですが、高校生が要人暗殺を企てたなんてとんでもない話でして、とりあえず動機の解明と厳正な処分がまたれるところです。