研修会終了

 懸案だった公的な資格取得者向け研修会が1つ終了しました(残り2つ)。研修担当になったのは今年の4月からですが、研修全体は、外部の団体に委託しているし、研修会の企画運営は外部の有識者を入れてやっているので、自分としては突発的なトラブルが起きた際に委託先から「判断」を判断を求められるだけで割と気が楽でした。
 色々と研修の実施ルールについて未整備なところがあるようなので、そのあたりは、来年度までに課題を洗い出してきちんと整理しておきたいと思います。
 研修会では、業界的では有名な大学教授とか、全国や地域で活躍する実務経験者に講師をお願いしています。私自身も、研修初日に90分の行政説明を担当しました。実務経験が要求される資格ではあるのですが、法制度に関してはほぼ素人な方々を相手にするので、かなり初歩的な部分から話をしなければならないため、非常に厳しいものがありました。
 しかも、参加者は約300名なのでホテルの結婚式場などで使うホールで講義するため、受講者のリアクションを確認することもできません。
 昨年度も講師だけは担当していたのですが、経験上90分という限られた時間で、現場で必要になる最低限のレベルの知識を得てもらうというのは困難だと感じいました。そのため、今年度は、50ページ近くになる研修テキストを自前で準備し、その要点を解説することに徹して、あとは各自がテキストを繰り返し読んで勉強してもらえれば何とかなるような形にはしてみました。うまく伝わったかは疑問ですが、まあ、一区切りついたのがよかったです。