人口の分析は、地域政策の立案や展開を図る上では、もっとも基本的な事項だと思うのですが、残念なことに、あまり詳細な分析な行政の分野で生かされているとはいえません。昨年行われた国勢調査などは、これからより詳細なデータが公表されていくことになるわけですが、行政の場ではあまりきちんと分析が行われているとはいえませんし、そもそも基礎的な指標の読み解き方も理解されていないように思います。
人口学に関しては、書籍を紹介する前に、少し古い動画になりますが、東大TVで公開されれている公開講座のテーマ講座「人口」と、同じく東大OCWの「ジェロントロジー2:高齢社会の社会システムと生活環境 第2回 人口学・人口統計(白波瀬 佐和子)」 が非常に勉強になります。
地域人口分析的な話は、別の機会に紹介するとして、人口学・人口統計学などの分野についての基本的な事柄を学べる本をいくつか紹介します。まず、入手しやすい新書としては、
人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)
- 作者: 河野稠果
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 新書
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私個人としては、
- 作者: 和田光平
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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よりきちんと網羅的に勉強したいというのであれば、
- 作者: 岡崎陽一
- 出版社/メーカー: 古今書院
- 発売日: 1993/05
- メディア: 単行本
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- 作者: 岡崎陽一
- 出版社/メーカー: 古今書院
- 発売日: 1999/06
- メディア: 単行本
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更に網羅的な本では、
- 作者: 日本人口学会
- 出版社/メーカー: 培風館
- 発売日: 2002/06
- メディア: 大型本
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