書店めぐり

 昨日の続きで紀伊国屋(交通センター)、丸善(天神)、ジュンク堂(天神)をぶらり一回り。法律・経済・経営書中心に新刊チェック等をしてきました。毎回、福岡に行くと1万〜2万円程度の予算で本を買い込んでいくんですが(笑)、今回は所持金が少ないのと緊縮財政を取っている関係もあって、購入したのは1冊のみ。

農業経済学講義

農業経済学講義

 農業経済系の本としては、以前購入した荏開津典生『農業経済学〔第2版〕』(岩波書店、2003年)が標準的なテキストなのかなぁという印象を受けているんですが、現在、農政部門で飯を食っている手前、もう少し詳しく制度・歴史面を記述した本が読んでみたいという気持ちがあり、これを買いました。章立てをみたり、内容を読んでみると分析視角としてはマルクス経済よりな印象を受ける本ですが、荏開津前掲書では比較的サラッと流してある歴史・制度・実態面が比較的詳しく書かれています。両方を併せて使うと丁度いい感じなのかもしれません。出版年が古いのが残念なとこかな。