本日は、県外に遊びに言ってきてますた(もちろん、独りですが。)。遊びに行くといっても、特に何か用事があるわけでもなくて、ドライブするのが大好きなんだ(ハンバーガー4個分くらい)*1なのと、大型書店で新刊を物色するだけなんですけどね。
で、法律・経済・経営あたりのコーナーで2時間くらい粘って色々探してたんですが、何か興味がある本は何冊もあったんですけど、「コレっ!!!」ていう感じの本が見つからなくて、最終的には
〔自治体経営改革シリーズ〕 第4巻 公有資産の改革 (自治体経営改革シリーズ 第 4巻)
- 作者: 佐野修久,宮脇淳
- 出版社/メーカー: ぎょうせい
- 発売日: 2009/01/31
- メディア: 単行本
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公有資産(この本が、取り上げているのは地方自治法上の公有財産のうち不動産)の有効活用について、売却、貸付(定期借地権)、PFI、流動化・証券化、セール&リースバックなどの最新の動向などがコンパクトにまとめてある1冊です。各自治体での取り組みも類型別に紹介されています。
公有財産の利活用推進は行財政改革の流れの中で、一つの目玉として各自治体で様々な取組みが行われています。この本で取り上げられている内容は、(都道府県・政令指定都市レベルで)この分野に携わった経験のなる人ならある程度はご存知なのではないかと思うわけですが、1冊の本としてまとめたものというと類本がなかった*2わけで、その意味では良書ではないかと思います。
他方で、惜しかったのは、広告掲載とかネーミングライツとかは別に本が出ているためか取り上げられていかなったのと、より実務チックなグロい話(企業とのトラブル、訴訟沙汰、住民とのトラブル等)とかは載ってなかったのは残念でした。