最近よんだ本

大学の誕生〈上〉帝国大学の時代 (中公新書)

大学の誕生〈上〉帝国大学の時代 (中公新書)

 とはいっても、あと数ページ読み終わってないんですが。
 天野先生の本を読むのは、学部の基礎ゼミでとってた近代法制史の論文で法学教育史を扱って以来だったでしょうか。その際に、専門書や資料集を何冊か読んでいたので予備知識は豊富にあったので、スラスラ読めました。
 まだ、上巻だけしかでてませんけど新書とは思えない質・量ですね。個人的には、これから大学で学ぼうとする人たちには、是非、教養として読んでおいて欲しい本だなと思いました。
 ちなみに、教育史・大学史・教養論などで出ている新書系の本としては…
京都帝国大学の挑戦 (講談社学術文庫)

京都帝国大学の挑戦 (講談社学術文庫)

東京大学の歴史  大学制度の先駆け (講談社学術文庫)

東京大学の歴史 大学制度の先駆け (講談社学術文庫)

教育と選抜の社会史 (ちくま学芸文庫)

教育と選抜の社会史 (ちくま学芸文庫)

女学校と女学生―教養・たしなみ・モダン文化 (中公新書)

女学校と女学生―教養・たしなみ・モダン文化 (中公新書)

ミッション・スクール (中公新書)

ミッション・スクール (中公新書)

教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)

教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)

グロテスクな教養 (ちくま新書(539))

グロテスクな教養 (ちくま新書(539))

などがあります
 なお、私がおススメなのは…
大学とはなにか―九州大学に学ぶ人々へ

大学とはなにか―九州大学に学ぶ人々へ

まあ、母校の教養課程のテキストの1冊なんですが、このうち一部が西洋・日本の大学史などに割かれていて、日本の部分が今回紹介した天野先生の本と時代的に重なってダイジェスト的に読めたりします。