予告編:社会人としての学びについて考える〜働き方改革時代の自分の鍛え方〜

…みたいなことを、30代の終盤、若手の指導教育に携わりながら考える今日この頃です。近々、まとまって何か書こうかなという気分になりつつあります。

 

 

私自身は、入庁以来、忙しく厳しい部署に配属される中で、優れた先輩や上司の指導の下、好むと好まざるとに関わらず自分を追い込み鍛え上げざるを得ない環境に置かれてきました。出先時代には所属の推薦を受け国の業務関係の1週間程度の合宿系の短期研修を受ける機会をもらい、20代半ばで中央省庁での1年間の長期派遣の機会をもらい、30代で所属組織の人材研修部署が大学教員に指導を依頼し実施する基幹研修で、働きながら様々な部署、様々な職種の中堅職員と政策課題について調査し、考え、語らい、政策提案をまとめる研修にも参加させてもらいました。今考えても恵まれた教育環境を与えてもらってきたと思います。

優秀な同期などと比べ、エリートコース的な何かに乗っていたり、昇進が早かったりということはまったくない(むしろ獣道、裏街道感のある人事コースであるようにも思える)のですが、本当に配属先と人間関係には恵まれてきて、人事係長の経験がある上司なども人事調書を見て、面白い職場に配属してもらっているねと言われたことがあります。

仕事では、色々失敗したし、同僚、住民の方に迷惑をおかけすることも多々ありましたが、これまでいくつかの職場で地域の様々な方、学識経験者などのお知恵や尽力もいただきながら頑張った取組については、いわゆる全国の優良事例やリーディングケースとして全国課長会議的な場や全国担当者研修会的な場でいくつかの事例を取り上げていただく機会にも恵まれました。

 

 

これまで自己研鑽を怠ったりしてきたつもりはないのですが、これまでを振り返ると、社会人としての教育環境を経験については、本当に恵まれた環境を与えてもらってきたと考えています。

 

 

その意味で、自分も身近な後輩職員にはなるべくよい教育環境を整えていきたいと、それなりにはやってきたつもりなのですが、結果の面に着目すれば、あまり上手くいった試しがありません。そのあたり、自分が入庁以来感じてきたこと、考えてきたことなどを少し体系的にまとめてみたいなと考えたりしている今日この頃です。