木佐茂男先生の「人材育成から見た公法学の課題」(2005年日本公法学会報告)のスライド

 元旦に引き続きの紹介記事になりますが、九大法学部の木佐先生が2005年に日本公法学会で行われた報告のスライドがアップロードされています。アジアの司法改革、ドイツにおける自治体職員の教育システム、市民の法教育などがわかりやすく紹介されていますが、特に公務員教育に関する部分など、国家公務員や地方公務員の採用・人事・教育研修に携わる方は必見だと思います。

 私なりにキャッチコピーを考えるなら「日本人よ、これが法治主義だ。」という感じのスライドです。

 このスライドを見て、ドイツの地方自治に興味が出た方は、少し古い文献になりますが

豊かさを生む地方自治―ドイツを歩いて考える

豊かさを生む地方自治―ドイツを歩いて考える

がお勧めです。

 学部4年の頃、大学院の講義にお邪魔してこのスライドを見て10年、色々と感慨深いものがありました。