最近、読んだ本

担当分野の政策や法律関係の本を読んでいることは当然なのですが、係長となったことで人事とか教育指導関係の本を読む機会が増えています。

読んだのは旧版ですが、人事評価制度について拾い読みしました。年度当初の目標設定に伴い係員の面談が必要だったのですが、職場のマニュアルは出来はよいものの、最初に読むには分厚すぎたので、これで勉強した次第です。まあ、流石に他人の人生がかかっているものをいい加減にやるということもできませんからね。

こちらはタイトル通りですが、正直、先輩職員という立ち位置で後輩職員に指導助言するのと、上司としてのそれが同じでよいはずがなく、その辺りの力加減や手法みたいなものに悩みがあり、手当たり次第に色々とかじり読みしている感じです。

この本は、部下の育成について理論的に整理されており、自分の成長プロセスや後輩職員の指導経験などに照らしても納得感のある内容となっています。

しかしながら、すぐに使えるテクニック的なことが書いてある本ではないため、1年間とかロングスパンで人材育成する時に参照すべき内容になるのかなと思います。

ポイントを抑えていて、分かりやすくて良い本です。とりあえず最初の1冊という感じでしょうか。個人的には電子書籍化してくれるとありがたいのですが、とりあえずAmazonで取り寄せました。

 

ちなみに、異動前の職場では、係の規模が大変多く、筆頭職員として後輩職員へのOJTやoff-JTを含めた人材育成も担当業務の中核的な内容だったのですが、その頃に読んだ本(といっても、齧り読み)としては、次のような本があります。

この2冊は、非常に理論的・実証的な本というか、ハウツー的な本ではありません。その意味で、現場ですぐに使える類の本ではないのですが、人材育成系の本というのは著者の実体験などを軸としたケースメソッド色の強い内容が多いので、より統計的な手法が用いられている学術書というのは貴重ではないかと思います。

上記2冊に比べると非常にテクニカルなのですが、分かりやすく、実践的なスキルの習得を行う上では良いのかなと思います。

 

なお、その昔、仕事で資格研修を担当していた頃に買っていた本としては、

があるのですが、当時から積読本になっていて、今、ボチボチ拾い読みしています。