協議のやり方

 先日、久しぶりに法制協議に行きました。2ヶ月ぶりくらいだったなかな?いつものように、課内で課長協議を済ませ、(1)現状、(2)法的問題点、(3)今後の方針について、A4×1枚両面程度にまとめたペーパーを持参。また、少し重たい案件で、珍しい法律の問題だったということもあり、概説本、逐条関係、判例、先例等を閉じこんだ特製資料集(数十ページ)付きという。自分で言うのもなんですが、まさに至れり尽くせり(笑)
 以前も、協議のあり方について書いたことがありますが、何も準備せず案件だけを抱えてただ丸腰のままで協議に来られても、協議を受ける方が困ります。今日、インターネットによる情報収集も容易ですし、法制にいくなり公立図書館に通えば様々な文献を読むことは可能なのですから、自分で調べられる範囲で調査なり整理はして協議に言った方がよいのではないかと考える次第です。
 特に、「○○課の××さんに聞けば分かるさ!!」的な安易な発想で、自分で調べることを怠る職員*1もいるように思うのですが、「○○課の××さん」は四六時中、人の業務をチェックをしてくれるわけではないのですから、自分で調べる努力を怠った分のツケが後日とんでもないミスであらわれてくるのではないかと思う次第です(;一_一)

*1:他方で、そういう職員が自分でモノを調べるように仕向けるのも管理部門の職員の責任であるわけですが、なかなかできないんですよねぇ。