最近買った本について

  • ジュリスト 2008.3.15号(No.1352)

【特集1】準司法手続等の今日的意義――特例的行政手続の再検討
〔座談会〕準司法手続・特例的行政手続の現状と課題
     ――制度の充実と活性化に向けて
  ●高橋 滋(司会) ●常岡孝好
  ●本多滝夫 ●山本隆司
◇「準」司法手続に関する覚書●大貫裕之
◇準司法手続・特例的行政手続の諸類型――総論的検討●高橋 滋
◇当事者間紛争処理型手続の考察●大橋真由美
◇違反行為監視・是正型手続の考察●磯部 哲
◇不服審査型手続の考察●友岡史仁

とのこと。面白そうですよね。

投資銀行青春白書

投資銀行青春白書

 小説風味で投資銀行を紹介した本です。内容的には軽快なので、非常に読みやすいです。otsukare_modeが、初めてM&Aという言葉を聞いたのは、六本松キャンパスで受けた川波洋一先生の「現代金融危機と日本経済」だったような記憶があります。証券化とかも、あのころなんとなく習ったんでしたっけか?

 不良債権処理の過程で外資系の企業買収ファンド等がハゲタカ云々言われていて世論的に叩かれていた時代から、そんなに月日が経っていないように思うわけですが、外資系と聞いてもそんなに拒絶反応を示さなくなったのは構造改革さまさまなのでしょうね。

 ちなみに、買収先企業の査定を行う場面で、法的・財務的・経営的にさまざまな観点から相手方企業の調査を行うような描写が出てくるんですが(いわゆる、デューディリジェンス)、自治体の合併の際とか執行部サイドは合併先自治体の内情とかをどの程度チェックするんだろうとか気になってしまいました。