疲れが取れない…

4月の事実上の最終週ではありますが、異動から、まだ1ヶ月経過をしていないというのに、体感的には1.5ないし2ヶ月分に相当する量の出来事を一気に経験しています。全体的に筋が悪い案件が多いのも疲労が溜まる大きな要因です。

新しい職場については、以前、経験がある行政分野とはいえ、最近の制度改正の知識、管轄地域の特徴、地域柄必要となる技術的知識(理系的なもの)などが以前担当していた時とは大きく異なります。教科書的なことは、早めにざっとおさらいしておきたいのですが、遠距離通勤なので職場に残ってゆっくり勉強する時間があるわけでもなく、通勤や帰宅後の時間は仕事&通勤の疲労が溜まっているため睡眠や体力回復を優先させなければなりません。新しい生活スタイルに慣れていない中で、そう無理するわけにもいかない状況です。とりあえず、勉強が必要なことはゴールデンウィーク中になんとかしようということで、先週末は県外で基本書&専門書あさりをしたり、図書館で大量に本を借り込みました。

仕事上読んでる本については、詳しくは書けませんが、とりあえず、朝夕の電車通勤で、ある程度気力がある時は

を読んだりしています。

実は、内示が出たタイミングでお勉強用に、「自治体の係長の心得」みたいな本を買ってざっと読んでみたのですが、なんというか、まあ、いいことは書いてあるんですが、流石に職業人として様々なタイプの上司の元で働いてきたなかで、「ここに書いてあるようなことができれば、誰も苦労しないだろうな」的な内容が多くて途中で読むのをやめてしまいました。

この本は経営学者であるミンツバーグが、実際に様々なレベルのマネジャーの日々の仕事ぶりを観察していく中で、実証的な面から経営理論としてのリーダーシップ論などを批判的に検証しつつ、自己のマネージャー論を提示するものです。まだ、全部を読んだわけではありませんが、あまり難しいこと、抽象的なことが書いてあるわけでもなく、マネージャーの雑多かつ多面的な実像を描いており、読んでいて腑に落ちるところが多いような気がします。